12 5月

翠の窓vol.36 : 緑の饗宴

 

鳥海山の雪解けが進み、種まき爺さんがくっきりと姿を現しています。里では、田が満々と水を湛えられ次々と田植えが進行中、庄内平野が水田として生き返ったようです。

いよいよ緑の饗宴が始まりました。

今日は、小雨の中、大江町までドライブしてきました。高速道から見える小高い山は全体が若緑の山になり、月山への山道に入ると、木々という木々が若緑のグラデーションで目に飛び込んできました。どの木もふんわりとそれぞれの緑色をまとって、若緑が燃え立つようです。

これぞ「春紅葉」。秋の紅葉も素晴らしいけれど、それに劣らぬ美しさに思わず「おー・・・」と声にならぬ声も出て、しばし茫然と見惚れてしまいました。

気が付けば、中心をなす「きみどり」色は、Suiのシンボルカラーと同じ!あっちを見てもSui・Sui・Sui、こっちを見てもSui・Sui・Sui・・・

帰りは最上川沿いに走ってきましたが、最上川の対岸の山も、小雨にけぶりながらも新緑をまとった美しい姿を見せてくれました。

私たち自身も緑をまとったような気分の爽快なドライブでした。

Suiの窓からの眺めも、日一日と緑を増しています。四季の中でもひそかに心浮き立つような初夏が訪れたようです。    (Y)

2010.5.12

01 5月

翠の窓vol.35 : 「石田典子 水彩画展」へ ようこそ

 

昨日、土門さんが代掻きをしてくれたので、目の前の田には今年もいち早く水が張られました。どうやってそれを知るのか、早速ウミネコや鷺がやってきて、餌をついばんでいます。

今朝は、わずかな風にさざ波が立って、Suiは小舟になったような錯覚に陥ります。

今日から5月、「石田典子 水彩画展」の初日を迎えました。

昨晩は、お預かりした25点の作品から14点を選び展示作業をしました。限られた壁面の、どこにどの作品をと思案するのはとても楽しい作業でした。

それぞれにとても雰囲気のある作品が収まって、Suiに新風をもたらしてくれるようです。

「子育てや忙しい家の仕事が一段落してから始めたことで、主婦が描いているものよ」

と、石田典子さんはさらりとおっしゃっています。それも、いつかは描こうという志や素地、そして始めてからの並々ならぬ探究心あってのことでしょうが、やろうという意志があれば、幾つになっても挑戦はできるという励ましをいただきました。

25点を一挙に展示できないのが残念ですが、途中一部を入れ替えして展示いたします。

水田を渡る初夏の風を感じながら、ゆっくりと石田典子さんの世界をお楽しみください。    (Y)

2010.5.1