30 7月

翠の窓vol.42 : 辻 和美さんのロックグラス

 

注文してから1ヵ月半、待っていた辻和美さんのロックグラスが届きました。

そうそう、これこれ。手に心地よい重みと大きさ、初めて手にしてから1年が経っています。

昨年金沢へ出かけたおり、ファクトリーズーマ(辻さんのショップ)に寄って冷茶をたのんだら、このグラスに入って出てきました。切り子模様のグラスを透してみる薄緑色のお茶がとってもきれいです。暑い夏の午後、ほっとしていただいた冷茶のおいしいこと!

水滴がついてくると、切り子模様と重なって益々涼し気。たっぷり入ったお茶を二口三口といただきながら、一口ごとにグラスを眺めてしまいます。そうか、この器がおいしさを倍増しているのね・・・

その時からいつかは手に入れたいと思っていて、今年それが叶ったというわけです。さっそく水出し加賀棒茶を入れていただいてみました。う~ん満足・・・夕方にはビールを入れてみましら、これもなかなか。この夏は毎日出番がありそうです。

辻さんの切り子はとてもラフに刻んであって、それがとてもシンプルでお洒落です。「花」「霜」「結晶」と三種類の模様から、今回選んだのは「霜」「結晶」。

辻和美さんといえば、あずき色の顔料をかけて模様を削り出した作品が特徴的ですが、年々ファンが増える一方のようで、作品が手に入りにくくなってきました。Suiにも作品が置けるようになったらうれしいのですが、それはまだ先のお楽しみのようです。

(Y)

2010.7.30

17 7月

翠の窓vol.41 : 毎日が「Sui日和」

 

そろそろ梅雨明けかなと思わせる暑い日差しに、稲の緑が輝いて見えます。

田植えをしたのはついこの間のように思いますが、苗はぐんぐん成長して今やふかふかの緑の絨毯を広げています。期せずして、Suiのシンボルカラーと同じ!

「 ティールームSui 」の窓から

「 ティールームSui 」の窓から

「Suiからの風景は、いつが一番いいですか。」

と聞かれ、難しい質問で答えに窮することがありますが、初夏から夏にかけてあたり一面緑が増していく様は、これが一番といってもいいほどの魅力にあふれています。

昨日から今日へ、今日から明日へ、どのように緑が増して濃くなっていくのでしょうか、その境目はわからないけれど、いつの間にか見渡す限りの緑の饗宴です。

雨上がりの夕方Suiを訪れたお客様が、吉出山や鳥海山がグレイッシュなグラデーションに重なり、手前にくるほど稲の緑が鮮やかに見える様子に、

「墨絵と水彩画みたい・・・」

と、感嘆して声を失っているようでした。

「この景色を毎日見られていいですねぇ」と言われることが度々ありますが、本当に幸せなこと。お客様が途切れると、「今日もSuiに来ちゃったね」と言いつつ飽かずこの風景に眺めいっている私たちです。

晴れの日はもちろん雨の日も雪の日も、四季折々毎日が「Sui日和」。お気に入りの風景を見つけてください。

(Y)

2010・7・17

ビオトープ  水鏡

ビオトープ  水鏡

06 7月

翠の窓vol.40 : 「好きなもの」だけで

 

7月になり、『木村昭三 スケッチ展』が始まりました。

昨年Suiをオープンしてから7つ目の企画展になります。

前回の『石田典子 水彩画展』の折り、展示会の案内葉書を持参しギャラリーに入って来られたお客様に「この展示はどこでやっているのですか」と問われて、虚を衝かれたことがありました。余りにささやかな壁面スペースで、お客様のすぐ横の壁面に作品があるのに気付かれないのでした。きっと広々とした展示場に作品が並んでいるとイメージされていたのでしょう。

ギャラリーというにはおこがましいようなものですが、「このギャラリーは貸してもらえるんですか」と問われたことが何度かあります。展示場所として気に入っていただいたとしたらうれしいことですが、貸しギャラリーとして使うことは考えていません。

Suiは、ティールームを中心にして、壁面やコーナーを私たちの好きなもので飾ろうという発想で作りました。貸しギャラリーにすると、どんな立派な作品としても私たちの「好きなもの」に外れるものの展示も受け入れざるを得ず、私たちにとって大変居心地の悪いことになってしまうことが考えられます。

あくまで私的なギャラリーとしての我が儘をお許しいただきたいと思います。

何はともあれ、ギャラリーSuiの一番の目玉は目の前の自然の姿、この前にはささやかなギャラリーは更にささやかなものとならざるを得ません。

(Y)

2010.7.6