24 8月

翠の窓vol.44 : 翠の窓から

 

お盆や夏休みで帰省された方々を迎えられたご家族が多かったことでしょう。

Suiにも帰省中に立ち寄ってくださった方が何人もいらしたようです。

都区内ナンバーの車で来てくださった男性が、しきりに「いい所だなぁ、素晴らしいなぁ・・・」とつぶやいていました。お声をかけると、

「ぼくも、高校出るまで遊佐に住んでいたんですよ。こんなにいい所にいたんだなぁと思って・・・ここにいた頃は何にも感じなかったけどねぇ。」

とのこと。

翠の窓から「夏雲」

翠の窓から「夏雲」

「いい所ですよねぇ、戻ってきてくださいよ。」

「そうだねぇ、考えちゃうね。でも、あと10年は働かないとね。それからだな、でも考えますよ。」

Uターン候補が一人増えたようです。

「舞沼」に映る鳥海山

「舞沼」に映る鳥海山

地元遊佐に住んでる方々にも、翠の窓からの景色に「すばらしいのう、鳥海

山はいいのう。」と、改めて地元の風景を見直して頂くことも多い1年でした。

我が家を訪れた友人達は、皆この風景に対峙するなり「こんな所があるんだ

ねぇ、すごいねぇ・・・」と異口同音に言いつつ驚き感動し、中には将来遊佐

に住みたいとIターンを夢みている人もいるようです。

翠の窓が庄内へのUターンやIターンの一助となったとしたらと考えると、

心が弾みます。 (Y)                2010.8.24

13 8月

翠の窓vol.43 : 『おふくろの椅子』

 

矢澤金太郎さんの『おふくろの椅子』が入荷しました。

お客様に好評だったどっしりした『おやじの椅子』に比べ、ロッキングチェアタイプなので、優しい雰囲気が漂います。

素材は檜、矢澤さんの作品の特徴であるトビカンナ仕上げの漆塗りでご覧の通りの重厚感。ゆったり座り、本を広げたらそこはたちまち書斎になり、あるときは思索の場となり、刺繍などの手芸を楽しむ場となり、ご家族と語らう場となり・・・

自分専用の椅子があるって、ちょっとした贅沢ですね。それがこの『おふくろの椅子』だったら尚更のこと、毎日どんなにか豊かな気持ちで過ごすことができることでしょう。試しに座って鳥海山を眺めてみました。座面が低いのでとても座りやすく安定感があります。時折自分で揺らしているうちに、すうっと引き込まれるように眠ってしまいました。ちょっとした午睡にぴったり、体のどこにも違和感が残らず気持ちよく目覚めました。

安い買い物ではありませんが、これは確実にご家族に引き継がれていく椅子です。思い出とともに娘さんへ、息子さんへ、そして、お孫さんへ・・・ 豊かな時間と心地よさもそれぞれに引き継がれていくとしたら、ご家庭の核となる宝物になることでしょう。

ちなみに、Suiに置いてある『ゆったりチェア』も同じ矢澤さんの作品ですが、我が家のリビングで10数年、そして今お客様に入れ代わり座っていただいて、ビクともしません。この先、どのように受け継がれていくのかと想像するのは楽しいことです。

(Y)

2010.8.13