30 1月

翠の窓vol.88 : 春を待つ花 1

 

vol88-1

<ユリ>

毎年12月を待ちかねて、遊佐の土門秀樹さんが栽培しているユリを求めます。カサブランカをはじめとするオリエンタル系の大輪のユリは、白・黄・ピンクと色も華やかで香りも楽しむことができますので、花の少なくなる初冬、Suiを飾る花として定着してきました。

 

vol88-2

<コチョウラン>

昨年の暮れに、Mさん夫妻が「周りが真っ白になってきたから、色のあるのがいいと思って。」と、胡蝶蘭の鉢を持ってきてくださいました。赤紫色の花が沢山ついて、モノトーンの雪景色を背景に鮮やかなこと。暮れからお正月を飾り、きっとこの後も本格的な春まで目を楽しませてくれることでしょう。

 

vol88-3

<モクレン>

産直の花のコーナーの枝ものに目が引かれました。ネコヤナギより三回りも大きな柔らかそうな産毛に包まれた蕾は、木蓮のようです。木蓮の花の大きさを思うと、部屋の中で開くことができるのかしらと危惧されましたが、Suiのストーブが手助けしてくれるだろうと求めてみました。店内に置いて1ヵ月、ふっくらと膨らんだ蕾が割れ紫色の花びらがのぞいてきています。開花は間もなくのようです。(Y)

2012.1.30

 

03 1月

翠の窓vol.87 : 確かな約束

1月1日、朝6時半を回った頃、東南の空がにわかに赤っぽくなってきました。灰色の雲の間をぬうようにして、濃いピンク色の光が横に広がっていきます。どうやら、期待していた初日の出を、今年は見ることができそうです。

濃いピンク色の広がりがいったん消えてしばらく経つと、明るい光が雲間から放たれて、山の端から朝日が昇り始めたのがわかりました。光は見る見るうちに眩しくなって、初日が姿を現しました。柏手を打って、新年の始まりです。

新年おめでとうございます。

雪も降らず穏やかな新年の幕開けにほっとしています。今年は、いつにも増して一年の息災と安泰を願わずにはおられません。

2012年 初日の出

2012年 初日の出

2012年1月8日 満月近く

2012年1月8日 満月近く

新年早々Suiを訪れてくださったお客様が、

「わぁ、すごーい。雪にうんざりしていたけ

ど、ここから見る雪景色は全然別ものみた

い。素晴らしい眺めねぇ。」

と、Suiの窓に広がる雪景色に感嘆していらっしゃいました。

vol87-3

vol87-4

2007年雪のない正月 上:午前10時 下:午後4時 折から、鳥海山にかかる雲の切れ間から日が差してグレイの山襞を際立たせ、雪が銀色に輝いています。毎日見慣れている私たちも、思わず見入ってしまう天然ショーです。

 

 

今年も、目前の鳥海山と田んぼは、日々刻々、四季折々、自然の営みを展開して見せてくれることでしょう。その確かな約束に感謝して穏やかな一年をすごせますよう願っています。    (Y)            2012・1・3