26 6月

翠の窓vol.99 : 美しい暮らしの道具

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つけものポット

キュウリやカブなどの夏野菜が出回ってきたので、しばらく前から気になっていた『つけものポット』を買いました。

キュウリとカブを薄く切って、せん切り生姜を少し加え、塩だけで漬けてみましたら、あらっ!と驚くおいしさになりました。たまたま塩加減がちょうどよかったのかしらと思いつつ、パリパリと箸が進みます。2回目は、キュウリとキャベツをこれも塩のみで漬けたら、やはりこれまでと違うおいしさです。

どうやら、これは新しい『つけものポット』のおかげのようです。おいしい漬物を漬けるのに一番大事なのは重石で、適度な重さが均一にかかることだそうで、その条件を満たすように作られたものとの説明がついていました。

これまでにも幾度か漬物鉢を買っては、使い勝手が良くなくて長続きせず、近頃は、ポリ袋に野菜を入れて軽く揉んだ即席漬けでお茶を濁してきていましたが、このポットに出会ってやっと落ち着きそうです。

ポットと重石は白のストーンウェア、それに透明の耐熱ガラスの蓋がついています。シンプルでとてもお洒落なのが、買おうと決めたきっかけでしたが、それでおいしい漬物ができるのですから大満足です。

冷蔵庫に入れることも考慮された大きさですが、漬物があまり冷たいのは好きではないので、今のところ白いキッチンカウンターの上に置いていますが、色が邪魔をせず、しかも一見漬物鉢とは思えないデザインも気に入っています。

白いポットは、緑のハーブを入れたり、花を生けたりしても素敵です。

美しい暮らし(をしたいと願っている)を支えてくれる美しい道具に出会いました。

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(Y)

2012.6.23

16 6月

翠の窓vol.98 : 今年も蛍の季節に

 

あっ、いるいる! 今年の初ホタルです。

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灯りを落としてお風呂に入っていた家人が、「田んぼの上を飛んでいた」というので、いつものホタル道に出てみました。雨がわずかに降っていて肌寒く、我が家同様の農道とは言え足元は真っ暗、川に寄りすぎないように気をつけて進むと、裏の沼の脇を3つの明かりが揺れています。一年ぶりのホタルの光には、毎年6月15日前後に出会いますが、「今年も間違いなくちゃんと出てきてくれた」とうれしくなります。

更に、Suiの目の前の土門さんの田んぼの脇の小川沿いに進むと、ここにもいるいる!草の間に潜んでいるものが多いのは、寒いからでしょう。それでも、100m位の間に30匹位を数えましたし、向こうの林の方にも小さい明かりが見え、今年は数が多いかもしれないと期待が高まりました。

ここに蛍が生息しているとは知らずに移り住んだ6年前には、発見して大興奮、それ以降は夜な夜な時間を忘れて歩き回りましたが、蛍狩りをしているのは私たち二人だけで、贅沢な時間を過ごしていました。

Suiをオープンしてお客様に紹介するようになって、少しずつ蛍狩りに訪れる方が増えてきました。今年も、楽しみにしていてくださる方からの問い合わせがあったり、今年こそ見に来るからと期待を大きくされている方がいたり、蛍の話題がちょくちょく出る季節です。中には、まだ蛍を見たことがないという若い方がいたりして、びっくりすることもあります。

これから7月の上旬にかけて、日毎に数を増していくことでしょう。お天気がよく蒸し暑い位の方がよく飛ぶようです。時間は8時から9時半位まで。余程条件に恵まれた時だったのでしょう、数百匹の蛍が一斉に飛び回る様を見たことがあります。

畦道は草刈りをして歩きやすくなっていますが、強い光は禁物ですので車の乗り入れはされませんようにお願いします。Suiの駐車場をお使いください。これから7月中旬までは、夜もSuiはセミオープンしていますので、声をおかけください。

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日本の風物詩、蛍のいる夏を是非皆様にご体験いただきたいものです。(Y)

2012・6・16

02 6月

翠の窓vol.97 : 草花を飾る

 

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朝一番の仕事は、Sui店内に飾る草花の準備です。季節が良くなってきたので、庭に咲いているものが活躍してくれるようになりました。

夏用に今年選んだガラスのプレート(水盤)には、ミント系のハーブを3種類とチャイブを数本入れます。チャイブのネギ坊主のような藤色の花がアクセントになります。

思いついて、プレートの中心に小さなガラス皿を入れて、その周りにハーブを差し入れると、リースのように飾れて、これがお客様の目を引いて「こうすればいいのか・・・、真似しよう」との声を幾度も聞いています。

窓辺においてあるアイアンツリーは、今やすっかりSuiの看板になりましたが、その季節の草花を何でも受け止めて、色々なフラワーツリーになっています。Suiではキャンドルスタンドとしてよりも花器として活躍してくれる期間が長くなりました。

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ここ数日は、色とりどりのアリストロメリアが入って華やかです。

正木春蔵さんの「染付鉄絵水面図甕」も、Suiにとって大事な花鉢です。何も入れなくても存在感がありますが、花でも枝物でもざっくりと受入れて素敵な空間を作ってくれます。

直線的な緑が気持ちのいい麦を見つけて入れてみましたら、爽やかな雰囲気になりました。広い口の鉢に直線的なものを入れるには、やはり中にそれを受け止める入れ物を入れると扱いやすくなります。これを見て「帰ったら畑に行って麦を取ってこよう」と帰っていかれたお客様がいました。

間もなく紫陽花の季節、今年もいろいろな種類の紫陽花を店内でも楽しむことができることでしょう。雨の季節を少しでも爽やかにすごしていただける空間にしていきたいと思います。

(Y)

2012.6.2