25 7月

翠の窓vol.124 : Suiでサプライズ

 

フェアリーアイ  妖精の瞳

フェアリーアイ  妖精の瞳

若い娘さんがお店に入って来るなり、

「これを、ケーキに飾ってもらえませんか。」

と、小さなろうそくをいくつか差し出されました。

ピンクの「3」が2つ、ケーキや人形を型取ったバースディケーキ用のものが4つ。

今用意できるのはロールケーキだけですがと伝えると、それでお願いしますと言いおいて、外に友人(彼)を呼びに行かれました。

ロールケーキ1本を、白い大皿に置いて、にわかにバースディケーキ作りとなりました。「3」「3」を真ん中に、両側に小物のろうそくを立てると、バースディケーキらしくなりました。庭からローズマリーを2枝、ミントを5~6枝採ってきて大皿の縁に沿って配すると、にわか作りとは思えないバースディケーキプレートが出来上がりました。この間5分。

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ご注文のお茶の後に、このケーキをテーブルに運ぶと、このサプライズに、お祝いされる彼の顔が、それはうれしそうにほころびました。

Suiの小さなワンテーブルが二人きりのバースディプレイスになりました。

ろうそくの火を吹き消した時、私たちも一緒に「おめでとう」と拍手でお祝いして、ツーショットを数カット写し、すぐに写真にして差し上げると、このサプライズを企画した娘さんの方が感激して涙を流していました。

さて、33歳のこのささやかなバースディを、彼はどのように記憶にとどめるのでしょうか。

幸せな歩みの、大きな一歩となりますように・・・。    (Y)

2013.7.25

05 7月

翠の窓vol.123 : 夏の花を飾る

 

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やっと梅雨らしい雨が降り続いています。

土に、草木花に、作物に、たっぷり注がれた正に慈雨、空気までもが洗われて、何と清々しいことでしょう。

朝一番に、色鮮やかになってきたアジサイを切って、窓辺のアイアンツリーに入れるのは、この時期の楽しみです。アイアンツリーに目を留めてくださるお客様が多いので、季節の花を欠かしません。

たくさんの株がそれぞれに大きく育ってきたラベンダーも、小さな花が開き始め、薄紫の花束のようになって咲いています。

一束切って、それは荒川尚也さんの楕円の花器に並べるように挿してみます。花器にはめずらしいこの楕円の形が花の立ち姿をおもしろく見せてくれるので、とても重宝しています。

いろいろなミントをはじめ、チャイブやセージ、ローズマリー、カモミールなどのハーブ類を飾るのもこの時期ならでは。

今年は背の高いキャンドルグラスにこんもりと生けて「初夏のハーブキャンドル」と悦に入っていたら、このキャンドルグラスが欲しいというお客様が何人もいて取り寄せたりしました。

店内に飾る花は、そのほとんどはいつも庭にあるもの、容器や飾り方を工夫しながら、花を絶やさないようにするのは私自身の楽しみでもあります。

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今朝も花を切り、水をかえていたら、あっという間に1時間が経ってしまいました。

こうしてお客様を迎える心の準備も整っていくようです。 (Y)

2013.7.5