31 12月

年末に

                          翠の窓vol.206

   

    年末に

 

2021年も残すところわずかとなりました。

今年のSuiの十大ニュースの筆頭は、「店の再開」となるのか、それに先立つ「長期休業継続」の方が思いもよらない出来事に遭遇した体験として上位 になるのか・・・

コロナにうつらないうつさないためには、接客を避けることがまずは最上の道だろうと判断しての休業は、1年半にも及びました。

その間、たくさんのお客様が、いろいろ声をかけてくださったり、店が開いてないかと何度も足を運んでくださったりということもあって、陰になり日向になり、気にかけていただいていることを絶えず感じていることができましたので、「そのうち、いつかは」という気持ちを切らすことはありませんでした。

加えて、目の前の美しい雄大な眺めが変わらずにあることが、私共の気持ちを根底で支えてくれていたのだろうと、あらためて思う日々です。

 

 さて、2022年の年明けは目前。

 毎年、新年には、その年の干支人形(京都伏見人形)を飾り、多少とも晴れやかに賑やかに、佳き日を祝ってきました。

 新年は寅年。今年は、京都「嵯峨面」の寅のお面を求めてみました。厄除けの縁起を担ぎつつ、2022年の十大ニュースには、コロナを忘れたかのような、明るいニュースが並ぶことを切に願ってやみません。

皆様、佳いお年をお迎えください。  

(弓) 

2021・12・29

18 12月

感動ふたたび

                        翠の窓vol.205

    感動ふたたび   

 

「実は結婚30周年で、記念で出かけ

ようと思った所が幾つかあったんです

が、鳥海山が大好きなので、やっぱり

Suiだなと思って来てみました。」

とは、埼玉ナンバー22-36(鳥海山標

高2236m)の車で来店されたご夫婦。

「Suiからの葉書で懐かしくなって、来て

しまいました。」

というご夫婦は、10年ほど前に来店した折に当店で求めたポストカードを自宅に飾っている写真をスマホで見せてくれました。

10月に店を再オープンして以来、このように「懐かしくなって数年ぶりに・・・」と言われるお客様が何組もあって、今この現象は何故か?といぶかしく思う程です。

かと思うと、

「ここは、いつからあるんですか。私はこの下の方に住んでいるんだけど、この店のことは全く知らなくて、こんないい所があったんですね。」

という地元遊佐在住の方には、こちらがびっくり。10数年も耳に入らなかった・・・とは、情報の伝わり方(伝わるも、伝わらないも)っておもしろいなぁと思ってしまいます。

 何年ぶりかで、あるいは初めてSuiを訪れたという、いずれの方々にも、目の前の鳥海山の美しい姿や田園が広がる眺めに感動している様子がうかがえ、この場所が強い印象を残した場であることがわかります。


 この景色を、15年近く朝から晩まで毎日見て暮らしてきた私共にとっても、さすがに見慣れた感はあるものの、日々思わず「すごいなぁ」「きれいだなぁ」と声を上げてしまう瞬間があるのです。

 

さて、ギャラリーでは、2年ぶりに安藤由紀子さんのリースを展示しています。昨年は休業中でしたので、2年ぶりにリースを見に来てくれたお客様が何人もいらっしゃいます。

私共にとっても、何かにつけ懐かしい出会いのある初冬の日々です。  (弓) 2021・12・10

18 12月

晩秋へ

                          翠の窓vol.204

    晩秋へ   

 

今年の鳥海山の紅葉は、例年になく見事だったと思われませんか。

紅葉の紅い帯が、頂から山裾へ向かって下りてくるのが例年のことですが、今年は頂のすぐ下から山裾まで、全面的に紅く染まった様を維持しており、紅い鳥海山を長く観ることができたのです。

雨風の影響が少なく、枯葉が落ちるのが少なかったのかもしれません。

 

昨日、神奈川の知人から、秋の味覚が届きました。

自宅の庭に実ったという、緑の枝葉付きの黄柚子がどっさり。作りたてお手製の柚子胡椒も一瓶入っていました。これこれ心待ちにしていた緑鮮やかな柚子胡椒です。

昨年、初めて作ってみたからと言って分けてくれた柚子胡椒が殊の外おいしくて、市販のものでは味わえない、フレッシュな香りと味わいに、たちまち虜になりました。

それを察して、今年は大きな瓶に入れてくれたのでしょう。

さっそく夕飯に、薄切りの牛肉を軽く焼いたのに大根おろしをたっぷりのせて、この柚子胡椒を添えていただきました。平凡なお惣菜が、おいしい大満足の一品になりました。

 

鳥海山の里は、いよいよ晩秋へ。

Sui周辺の紅葉も見頃です。柿、ラ・フランス、りんご、鮭・・・と、おいしいものも目白押し、秋をたっぷり味わい尽くしたい11月です。 )                 2021・11・11