春を待つテーブルに
翠の窓vol.201
春を待つテーブルに
明日から2月。
いつもなら、2月の声を聞けば、遠からず春は
やってくると心浮き立つ思いになる頃ですが、雪のない1月は、まるで春が来たような錯覚に陥ることもしばしば、2月を迎える感慨がわいてきません。
雪かき不要で楽だなぁという思いも、こんなので大丈夫かしらという不安との背中合わせ。 隣の「舞沼」に白鳥がやって来た
加えて、新型ウィルスの感染が広まっている不安・・・
新しい年が、こんな複雑な思いを抱えての出発になるとは思いもしませんでした。
ともあれ、できることは、地に足をつけ、一日一日を大事に生きていくことでしょうか。
昨日、Suiではお馴染の九谷青窯から、ミモザ柄の器が数種類届きました。不安な気持ちを和らげてくれるような、明るいミモザの黄色に、少し救われるような思いがして、さっそく器のコーナーに並べてみました。
このミモザ柄の器は、昨年から2種類の楕円鉢を置いていますが、とても目を引く色柄のようで、これまで、「あっ、ミモザ・・・」と着目してくださるお客様が大勢いらっしゃいました。
今回は、4寸・6寸皿とマグカップが展示に加わりました。どれも形はシンプルですが、ミモザのやさしい黄色が白地に映えて、テーブルは一挙に春の装いになることでしょう。
特にマグカップは、小ぶりながら他にないユニークな形もかわいらしく、マイカップにしてそばに置きたくなります。
ミモザの小皿においしいお菓子をのせて、マグカップにはお好みのお茶を。ご家族とでも、お友だちとでも、お一人でも、心和むティータイムをお過ごしください。
我が家では、さっそく美味しいほうじ茶と、
うぐいす餅をセットして、早春のティータイム を過ごしました。 (Y) 2020. 1. 31