翠の窓Vol.17 : 薪ストーブが来た
Suiに、ついに薪ストーブが運び込まれました。
設置されたノルウェーの「ヨツールアルファ」は、シンプルな形といい、大きさといい、Suiのこの場所を待っていたかのようにぴったりお似合いです。
Suiの暖房は薪ストーブにしたいと当初から考えてはいましたが、諸々のことがあってなかなか決定できずにいたところへ、ふとした話からこのストーブを譲ってもらえることになり、願いが叶ったというわけです。
以前設置されていたところへは、男性5人でやっと運んだという重さだそうで、Suiには分解されて運ばれてきました。ストーブの仕事20年のベテランSさんは、図面もメモも見ることなく手際よく組み立てていきます。二重煙突もかなりの重量のようで、いったいそれがどのように上がるものかと思っていると、煙突口に取り付けた金属の格子枠を巧みに使ってまっすぐ取り付けられました。しかし、さすがの力仕事で作業着の外まで汗が滲み出ています。
午前中かかった作業でしたが、無駄のない職人さんの仕事ぶりは、感心することばかりで見飽きることがありませんでした。
10月21日【水】 いよいよストーブ組み立て
11月には火を入れることになるでしょうか。
身近に薪ストーブのある生活は経験がないので、炎を見ていると時間の経つのを忘れてしまうあの心地よさを、毎日味わえると思うと期待がふくらみます。
Suiでは、冬景色と一緒に暖かい炎を楽しんでいただけることでしょう。
(Y)
2009.10.23