翠の窓vol.32 : もうすぐ2年目
3月に入り、Suiの前の土門さんが時折見回りに来るようになりました。今年の他の仕事始めの段取りをつける頃になったのでしょう。
雪が解けはじめると、枯れ葉色に沈んだ田にいろいろな鳥がやってきて、何やら忙しく餌をついばんでいるのが見られるようになり、静かに休んでいるような田にもいろいろな生き物が活動を始めていたのが感じられました。
「もう少しして田おこししたら、田のパワーが出てくるのう。」
「水が入ったら生き返るの。」
と、お客様も心待ちにしている様子です。
今日から4月。いよいよ春本番となっていく月と思うと心が弾みます。
昨年の今頃は、Suiの建物の工事中でした。2月完成の予定が大幅に遅れていたものの、まだ何とかなると構えていた頃でした。
限られた知り合いに通知した開店案内を頼りにオープンしたSuiでしたが、お客様の口伝えで来店してくださる方が続いて、間もなく1年を迎えることができます。ほんとうにありがとうございました。
秋田・新潟・仙台・東京あたりからも、こちらに来たついでに立ち寄ってくだる方も増えました。目の前の素晴らしい鳥海山の眺めに、わざわざ立ち寄ってよかったとの思いを抱いていただけることは嬉しいことです。
リピーターのお客様をはじめ、より広範囲(全国区?!)のお客様に鳥海山の眺めや遊佐の素晴らしさを知っていただける2年目にしたい!というのが今の願いです。今日は一日、エープリルフールでもありますから、大きな夢も大目に見ていただけるでしょうか。 (Y)
2010.4.1