翠の窓vol.61 : 「九谷青窯」へ
定休日の今日、金沢へ行ってきました。
今回の目的は、九谷青窯を訪ねることでした。直接九谷青窯を訪ねて器を仕入れるのは、これで3回目になりました。
秦耀一さんが九谷青窯を開いてはや40年、九谷青窯はその間ずっと日常食器のみを提供してきました。素材は磁器で扱いやすく、白磁・染付・色絵がありますが、どれもシンプルで使い勝手のよいものが揃っています。
現在10名の若い作り手が作陶しているとのことです。その一人一人が、それぞれの感覚でデザインしたものを成形から絵付けまでしています。ここから巣立って独立し人気を得ている陶芸家を数多く輩出しています。Suiに置いている白磁の岡田直人さんも、その一人です。
Suiではオープン当初より九谷青窯の器を扱ってきましたが、1つ、2つとお買い求めいただいて、気が付くといつの間にか完売しているという状態です。ご自分用として、またはご家族の方のためにと、求めやすく使いやすい品として静かな人気があります。
今回は、前回までの仕入れで人気のあったものに加え、新しい形や大きさのものも選んできました。3月下旬より、器のコーナーに展示いたします。いつもの食卓に新しい器が入ることで、春の食卓が新鮮なものになることでしょう。お気に入りの器を見つけに是非お出かけください。 (Y)
2011.3.9