翠の窓vol.130 : ジンジャーカボスティはいかが?
ピルルー ピルルーと、店からの呼び出し音が鳴るのを待って、あるいはその音に起こされて、眠気を引きずりながら店に行くと、家人がストーブに火を起ここし、ジンジャーカボスティを用意してくれています。暖まり始めたストーブの前で熱いジンジャーカボスティをすすっていると、眠い気分も体もシャキッとしてくるようです。
元々紅茶党の私ですが、このジンジャーカボスティを飲み始めてからはストレートの紅茶ではもの足りなさを感じるようになってきてしまいました。
ジンジャーティ(生姜紅茶)は、今や一般的な飲み方であり、片やカボスティは、カボスが手に入るこの時期にはレモンティ感覚で飲んでいました。ならばこの三者を一つにしたらどうかしらとの思いつきで試したジンジャーカボスティは、その辛味と酸味のマリアージュが独特の風味を醸し出すティになりました。
冬のスペシャルホットドリンクとして、Suiのメニューに加えて1ヶ月、「おいしい!」との声が聞かれ、ハービーさんの大きなカップで提供しながら、飲み残す方はなく、オリジナルメニューとして定着してきたようです。
因みに、紅茶は有機栽培の国産紅茶、ジンジャーシロップは有機生姜が主体、カボスは無農薬完熟物を使用しています。
毎朝ジンジャーカボスティを呑み続けて1ヶ月余、起床時の顔の肌がしっとりしているのは、もしやジンジャーカボスティのおかげ!! かしら・・・
(Y)
2013.12.10