翠の窓vol.8 : 玄米ご飯はおいしいから食べる <その2>
玄米ご飯はおいしいから食べる <その2>
米農家の方に「玄米ご飯は食べないんですか」とお聞きすると、決まって「玄米はうまくねから食わね」との返事が返ってきます。もったいないなぁ、おいしい玄米をたくさん作っているのに・・・ 白米は確かにおいしい、しかし玄米ご飯は別のおいしさです。
おいしくない、面倒というのは、ボソボソして固いという思い込みと、時間と手間がかかるとの思い込みによるように思います。炊き方で、赤飯か?と思うほどもちもちになります。時間はかかりますが、手間はかかりません。
〔玄米ご飯をおいしく炊くコツ〕
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玄米を水で2度ほどさっと軽く洗い、水に浸しておく(白米より簡単!)
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圧力鍋に水を入れ、その中に玄米と水を入れたカムカム鍋を入れて炊飯を始める。圧力鍋のピンが上がったら、火力を弱める(50~55分のタイマーをかける)。
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火から下ろし、圧力鍋のピンが下がるまで蒸らす。
手間はこれだけ。確かに、水に浸しておく時間と炊飯の時間はかかりますが、炊飯中は側についている必要はなく、その間のんびりしていようが別のことをしようが自由です。私は、その間に片付けものをしたり、のんびりおかずを作ったりしています。
玄米を水に浸しておく時間は、1日2日と長いほど炊きあがりのもちもち感が増しておいしくなりますが、朝炊飯するには前夜、昼炊飯するには朝、夕方炊飯するには昼過ぎから始めても、充分おいしく炊けます。
またカムカム鍋を使用せず、圧力鍋だけでもおいしく炊飯できます。
栄養価が高く体調を整えてくれる玄米ご飯、『百聞は一食にしかず』おいしい玄米ご飯を食べてみたいという方は、ご相談ください。
(Y) 2009.7.9