03 11月

翠の窓Vol.18 : 冬の足音

 

ふと目を覚まして鳥海山を見ると、裾野の方までまだらに白くなっています。頂上付近は雲の中。昨日は上の方が白くなっていたのが下りてきたようです。

今日は、Suiからは白い鳥海山を眺められるかなと思っていましたが、間もなく裾野の方まで薄いグレーの雲が下りてきて鳥海山は見えなくなってしまいました。しばらく見とれていると、アラララ・・・目の前に雪が降ってきました。初雪が降る瞬間を見ました。

この数日、紅葉が里まで下りてきて秋の気配がいよいよ深まった感がありましたが、一気に冬が重なって季節は移っていくようです。

Suiの薪ストーブも、いよいよ始動ということになりそうです。薪の燃やし方がまだ不慣れですが、暖かい火も楽しんでいただけることでしょう。

都会に住んでいた頃は、一年に一回くらいは雪を見たいねと言って電車に乗ったものですが、暖かい部屋でくつろいで、温かい飲み物をいただきながら雪の冬景色を眺めることが日常的にできるなんて、なんという贅沢なことでしょう。これこそ雪国ならではの特権ですね。

雪が本格的になりましたら、除雪やら駐車場の確保などの準備が必要となりますので、Suiの営業は予約をいただいてするということにさせていただきます。ご面倒をおかけいたしますが、電話での予約をお願いいたします。

11月2日8時26分雲が切れる 笙ヶ岳の雪模様

11月2日8時26分雲が切れる 笙ヶ岳の雪模様

(Y)  2009.11.3