翠の窓Vol.20 : 薪ストーブに火
「この場所に置かれて喜んでいるようなストーブですね。」
と、昨日のお客様に言っていただいた“ヨツールアルファ”。
今年燃やす乾いた薪の確保にちょっとあたふたしたものの、幸い譲っていただけるものがあって一安心しました。
いよいよ数日前から火を入れました。薪ストーブを使うのは初めてなので、まだ薪の燃やし方も試行錯誤しながらの状態ですが、次第に要領がわかってきました。
20坪ほどの店内は30分もすれば暖まり始め、本格的に燃えてくると少し汗ばむほどになります。
「柔らかい暖かさですね。」
と、まずはお客様にも好評のようです。
薪ストーブを使っているお客様も多いようで、薪の確保や燃やし方など先輩の話を聞くのも興味深いことです。昨日のお客様には、ストーブ前面のガラスの汚れを拭き取る知恵を伝授してもらいました。
鳥海山の雪の白さが増し、里の紅葉もピークを過ぎた様子、日ごとに冬の気配が濃くなってきました。窓から美しい鳥海山の姿を眺め、温かい飲み物を片手に薪ストーブの炎の心地よさを味わうSuiの空間と時間を、ゆっくりお楽しみください。
(Y)
2009.11.23