翠の窓vol.42 : 辻 和美さんのロックグラス
注文してから1ヵ月半、待っていた辻和美さんのロックグラスが届きました。
そうそう、これこれ。手に心地よい重みと大きさ、初めて手にしてから1年が経っています。
昨年金沢へ出かけたおり、ファクトリーズーマ(辻さんのショップ)に寄って冷茶をたのんだら、このグラスに入って出てきました。切り子模様のグラスを透してみる薄緑色のお茶がとってもきれいです。暑い夏の午後、ほっとしていただいた冷茶のおいしいこと!
水滴がついてくると、切り子模様と重なって益々涼し気。たっぷり入ったお茶を二口三口といただきながら、一口ごとにグラスを眺めてしまいます。そうか、この器がおいしさを倍増しているのね・・・
その時からいつかは手に入れたいと思っていて、今年それが叶ったというわけです。さっそく水出し加賀棒茶を入れていただいてみました。う~ん満足・・・夕方にはビールを入れてみましら、これもなかなか。この夏は毎日出番がありそうです。
辻さんの切り子はとてもラフに刻んであって、それがとてもシンプルでお洒落です。「花」「霜」「結晶」と三種類の模様から、今回選んだのは「霜」「結晶」。
辻和美さんといえば、あずき色の顔料をかけて模様を削り出した作品が特徴的ですが、年々ファンが増える一方のようで、作品が手に入りにくくなってきました。Suiにも作品が置けるようになったらうれしいのですが、それはまだ先のお楽しみのようです。
(Y)
2010.7.30