翠の窓vol.57 : 除雪機活躍
大雪注意報の年末年始は穏やかに過ぎ、ほっとしていたのも束の間、連日の積雪に除雪機が大活躍の毎日です。30~40㎝もの積雪のところでも軽快に雪を飛ばしてくれ、見る見る間にきれいな道が出来ていく様は、見ていて飽きません。
除雪機を運転するのはもっぱら家人の役割ですが、まだまだ初心者なので、石を噛んだ、ネジがはずれた、雪が飛ばない・・・とトラブル続きでしたが、半月も経ってやっとスムーズに運転できるようになったようです。
Suiをオープンする当初から、除雪はどうするかが大きな課題でした。駐車場を確保するには、農道を100mも除雪しなければなりません。一昨年、どうしても除雪機を求める必要がありそうだけど一年目に費用が捻出できるのか・・・と頭を痛めていたところへ、なんと袋地部落のIさんが、除雪機を貸してあげようと申し出てくださったのです。私たちの悩みが聞こえていたのかなあというタイミングで、本当にびっくりしました。
幸い一年目の冬は雪が少なく除雪機の出番がありませんでしたが、二年目となるこの冬はその除雪機を譲り受けて新年早々から大活躍してくれているというわけです。
初めは前かがみになって除雪機を必死に押しているような姿だった家人も、「機械は自分で進んでくれるんだった」とコツをつかんだらしく、今では背筋を伸ばして軽々と運転しているように見えます。除雪機にトラブルがあっても、Iさんがすぐに駆けつけてくれて、やすやすと直してくださるので心配要らずで本当に恵まれています。
Suiは、間もなく2年を経過することになりましたが、これでやっと最低限ではありますが一通りの必要な物がそろって一安心というところです。(Y)
2011.1.16