09 12月

翠の窓vol.110 : 雪景色を見ながら

 

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昨日から降り続けた雪で、今日は一面真っ白な雪景色になりました。

鳥海山頂は雪雲の中、裾野はグレーに霞み、手前の吉出山は木々に被った雪が絣模様となり、それは美しい様相を見せてくれています。

今年は、カメムシの出現が少なめに感じられ、カマキリの卵も低い位置に見られたので、雪はきっと少ないだろうというのが我が家の希望的観測です。大雪だった昨年でさえ、本格的に降り始めたのはクリスマスの頃からだったと記憶しているので、今年は思いの他早く雪景色を見ることになりました。

Suiギャラリーには、末宗美香子さん(Suiの壁画を製作)の冬恒例の2013年カレンダーが届き、展示を始めました。毎年の作品を心待ちにしていてくださるファンの方がいて、既に今年も遠方からの注文も受けています。

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年々作風に変化が見られる末宗さん、「ちょっと驚くかも」とのコメントの通り新境地を開いているようです。新作のカードタイプの『everyone作品集』も置いています。お手にとってご覧ください。

昨年好評をいただいた安藤由紀子さんのクリスマスリース展は、今年も継続して13日(木)より開催いたします。私たちの身近にある自然素材を使って製作されるリースは、正に森からの贈り物。色やハーブの香りの変化を愛でながら1年中飾って楽しむことができます。しばらく続く雪の中の暮らしに豊かな彩りを添えてくれることでしょう。

毎日の雪掻きやら雪道の難儀やら地吹雪やら、雪との対峙の時がきてしまったと覚悟しつつ、「雪の無い冬なんてつまらない、雪あってこその冬」の暮らしを楽しみたいと思っています。今年もホワイトクリスマスになりそうです。 (Y)

2012・12・9